ながので働きたい人と企業のための情報サイト 長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、小川村、飯綱町
今年の４月で、入庁して４年目となりました。以前、看護師として働いていた時に、昨日まで元気に仕事をしていた人が、急に半身麻痺の状態になり、「なぜ病気になる前に、予防ができなかったのか‥」という思いから、保健師へ転職しました。
長野市は、中核市として保健所を設置しているため、市街地や中山間地域における地域保健活動の実践とともに、保健所本体での業務にも従事できるなど、多様な面から保健師の仕事ができる部分にひかれました。
今年度、初めての人事異動により、市街地での勤務から、中山間地域の小田切支所へ着任しました。
道や地区名など、未だに勉強しているところですが、地域住民と顔の見える関係を築き、身近な保健師として、皆さんがいつまでも健康で長生きできるような疾病予防活動ができたらいいなと思っています。
日々の業務内容により、小田切支所へ出勤する日と、西部保健センターへ出勤する日があります。一日のうち、午前と午後で両者を行き来する時もあります。どちらの職場に行った時も、朝はあいさつ運動から始まります。
保護者の方と一緒に、お子さんの成長発達を確認して一緒に喜んだり、相談に応じたりしています。子どもの成長を身近に感じることができ、とても嬉しいです。
予防接種や健診結果など、子どもからお年寄りまで、心身のことについての電話の相談があります。分からない時は、先輩保健師に相談しながらお答えします。
ホッとできる時間で、とても楽しみにしています。近所にお店がないので、お弁当は必須です。時々、食後に近くのグラウンドで、季節を感じながらウォーキングもします。
地区から依頼があった時に出かけます。地区の要望や健康課題に合わせた講話のほか、一人ひとりの血圧測定をしながらの個別相談なども行います。地区の人と顔を合わせるので、地区の健康課題を見つけたり、いろいろな情報を収集できるよい機会です。
小田切地区内の健康課題の一つは、糖尿病の疑いのある人が多いことです。個々の状態に合わせて訪問しています。受け入れを渋っている人もいますが、話しているうちに聞いてくれる人もいます。毎年健診を受けてもらい、自分自身の身体と向き合う良い機会にしてもらうと嬉しいです。
退庁後は、趣味であるランニングやバスケットボールなどで、心身ともにリフレッシュしています。