千曲市は本当に自然が豊かで、観光に訪れても楽しいところ。
見て美しい、体験して楽しい観光スポットが盛りだくさんです!
住んでみる前に、まずは観光に訪れてみてもいいかも!
あんずの里
千曲の観光スポットと言えば、まずお勧めしたいのが「一目10万本」と称される「森・倉科地区のあんずの里」です!
あんずはバラ科の樹木で、3月の終わりころに桜のような花が咲き、初夏に大ぶりの梅に似た実をつけます。江戸時代に伊予宇和島藩(現 愛媛県宇和島市)から、長野市松代にお嫁に来た豊姫が持ってきたものだそうです。
花が咲く4月初旬には「あんずまつり」が開かれます。市内外からたくさんの人があんずの花を楽しむために訪れて、あんずの里はにぎわいます。桜の開花が遅い長野県で一足早くお花見を楽しみたいなら、あんずの花で!

あんずの実はそのまま食べても甘酸っぱくて美味しいですが、ジャムやシロップ漬けなど、手を加えると違った美味しさが生まれます。長期間の保存も可能になるので、千曲市内ではあんずのシロップ漬けがお茶の時間に楽しまれます。
戸倉上山田温泉
千曲市には善光寺詣りの精進落としの湯として知られる「戸倉上山田温泉」があります。
湯量豊富で、美肌の湯と言われる良質な温泉が自慢で、昭和レトロな雰囲気が漂う温泉街には数多くの温泉旅館が軒を連ね、それぞれの特色あるおもてなしで訪れた人の疲れを癒し、日常を忘れさせてくれます。
夏には「戸倉上山田温泉夏祭り」が開催され、芸妓連、神輿、木遣り、民踊流し、勇獅子などがまちを練り歩きます。
同じく夏に開かれる「千曲川納涼花火大会」は全長約300mのナイアガラ、超特大スターマインなど見どころ満載!自分の真上で開くように感じられる花火は、他ではなかなか味わえません。
じめじめした暑さを吹き飛ばす戸倉上山田温泉の熱気を是非、体験してみてください!

蔵のまち・稲荷山
平成26年12月に国の重要伝統的建造物群保存地域に選定された「稲荷山」が千曲川の西側にあります。
そのむかし宿場町として栄えた稲荷山は、幕末に起きた善光寺大地震で一度は壊滅的な被害を受けましたが、その後商家町として再建し、今も商都の名残を残しています。
表通りには平入の町家や土壁の旧家が立ち並び、裏通りに一歩入ると白壁の土蔵が立ち並び、自分がタイムスリップしたような錯覚に陥ります。表通りは車の往来が多いのですが、裏通りは自動車が入りづらいので、歩いて散策するには最適のスポットです。
重伝建に選定されたのがつい最近なので、これからどんどん街並みが整備されていきます。その変化を感じるために、ついつい何度も足を運んでみたくなります。

姨捨の棚田
古き時代から「更級(さらしな)の名月」として知られ、文化人から親しまれてきた「さらしな」とは千曲市の地域です。その月の美しさは現代でも損なわれることが無く、国の名勝「姨捨(田毎の月)」、重要文化的景観「姨捨の棚田」、「日本棚田百選」などに選ばれるなど、人々を惹きつけています。
現在姨捨にはJR篠ノ井線の「姨捨駅」や、長野自動車道の「姨捨サービスエリア」などがあることから、市外から千曲市にいらっしゃる方への「千曲市の顔」になっています。 特に、姨捨駅は「日本三大車窓に数えられている」「現役のスイッチバック式駅舎」など、鉄道マニアにはたまらないスポットです。
善光寺平が一望できる景色は昼夜を問わず心を洗い流してくれること請け合いです!
