「子どもが好きだから」篠塚 歩実さん(社会福祉法人出光会 上高田保育園/大字高田)
今回は、今年の春から保育士として働き始めた、篠塚歩実さんのところへお邪魔してきました。
新米保育士さんとして、日々奮闘しながらも、毎日子どもたちと精いっぱい遊んで、子どもたちから多くのことを学んでいるそうです。篠塚さんがこれから目指す保育士像について、お話を聞いてきました。
![メイン](/interview/2016063000015/file_contents/main.jpg)
頑張っています
- Q.篠塚さんのお仕事を教えてください。
- 私は、保育士として今年の春から働いています。まだひと月たったばかりですが、毎日、全力で子どもたちと遊んでいます。
- Q.どんなことをして子どもたちと遊んでいますか。
- リズム、お庭で水遊びやどろんこ遊びなど、身の周りにある自然に触れながら日々遊んでいます。子どもたちの思いを大切に伸び伸びと遊ばせています。
- Q.伸び伸びと遊ばせているんですね。
- はい。当園は、「さくらさくらんぼ保育」という保育理念のもと、子どもたちの自由な発想を活かした保育をしています。あまり規制せずに、子どもが主体となる保育をしています。
- Q.自由に遊ばせると、目が行き届かなくならないですか。
- たしかに色んなとこに行って遊ぶので、目を行き届かせるのは大変です。気付くと転んで泣いていたりもすることもありますが、すぐ立ち上がり、また元気に走り回り始めます。
- Q.元気な子どもたちが多いんですね。
- そうですね。私も保育士としてはまだ一人前とは言えませんが、子どもには負けじと、精いっぱい遊んでいます。
- Q.自分の体力との闘いになりますね。
- 毎日仕事が終わるとクタクタですね。翌朝も早いのもありますが、うちへ帰り、夕食をとり、お風呂からあがるとすぐに寝てしまいます。実は寝ることが好きで、たっぷり睡眠をとりたいという理由もありますが…笑
子どもたちから学ぶ
![園内の様子](/interview/2016063000015/file_contents/sub1.jpg)
![リズム遊びの様子](/interview/2016063000015/file_contents/sub2.jpg)
- Q.保育士さんを目指したきっかけを教えてください。
- 昔から子どもが好きだったことと、中学生のときに近くの保育園にボランティアに行ったことがあり、保育士さんに憧れを持ったのを覚えています。
- Q.保育士さんのいいところはなんだと思いますか。
- 子どもの成長を身近に見れるところだと思います。子どもは日々成長していきます。一週間を振り返えると別人と思うときもあるほどです。
- Q.そんなに成長するんですね。
- 子どもの成長にはびっくりです。わたしも保育士にはなれましたが、これからが勝負でもあり、成長していかなければいけません。そのため子どもひとりひとりに向き合い、気持ちに寄り添えなければなりません。
- Q.子どもひとりひとり考えも違いますもんね。
- はい。そのため、毎日子どもたちから色々な事を学んでいます。色んな不安や悩みを訴えてくるので、その子に合った寄り添いかた、ひとつひとつが勉強です。
- Q.毎日勉強の日々だと思いますが、気持ちのリフレッシュ方法があれば教えてください。
- わたしは子どものころから、外で遊ぶことが好きで、公園に行ったり、自然の中で過ごすことで気分をリフレッシュしています。
これからの自分
![仕事の様子](/interview/2016063000015/file_contents/sub3.jpg)
- Q.自然が好きなんですね。
- はい。生まれ育った長野が大好きですし、自然が豊かで、とても住みやすいところだと思います。子どもたちが成長する環境としても、とても良いところだと思います。
- Q.篠塚さんが保育士を目指すきっかけもお聞きしましたが、これから目指したい自分の姿とかありますか。
- わたしはまだまだ経験不足ですし、子どもたちからの信頼もまだ低いと思います。子どもたちはわたしの力量を見抜いているところもあると思います。しかし、あまり焦らずわたしらしく、子どもたちに寄り添っていきたいです。
- Q.先輩の先生たちをご覧になられていかがですか。
- まず、子どもたちを引き寄せる力がすごいと思います。子どもたちへの声の掛け方もうまいですし、信頼関係ができていると思います。
- Q.先輩の先生方をお手本にされながらも、篠塚さんらしくがんばってほしいです。
- 子どもひとりひとりに向き合える保育士になっていきたいです。たくさんの子どもたちに関わらせてもらい、一歩一歩一緒に歩いていきたいです。
- Q.最後に、保育士のお仕事を目指している方へメッセージをいただけますか。
- 保育士は、とてもやりがいのある仕事だと思います。子どもたちの気持ちに寄り添い、子どもと色々な経験を積む中で成長できるといいです。
今回は、新米保育士さんのお話をお聞きしてきました。子どもたちがお昼寝している限られた時間の中で取材に応じていただきましたが、その間も篠塚さんは、周囲に目を配り、子どもたちの様子を確認しながら、受け答えをしていただきました。
前回、育児と仕事を両立している方の取材もしましたが、出産後、社会復帰した女性が安心して働けるためのサポートをされている保育士さん。ママたちがお仕事をされている間、子どもたちに寄り添い、愛情を注ぎ、成長を見守られている保育士さんの姿を見ることができました。
次回はそんな篠塚さんのお友だちが登場!どうぞお楽しみに!
勤務先情報
![勤務先](/interview/2016063000015/file_contents/z_kinmu.jpg)
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