飯綱町は降水量が少なく、昼夜の寒暖の差が大きい内陸性の気候で平均気温は10.9℃。町の中心には飯縄山から流れる清冽な雪解け水を集めた鳥居川が流れ、飯縄山からの雪解け水や鳥居川より取水した用水により豊かな農村地帯を形成しています。この内陸性の気候と清純な天然水により養分をしっかりたくわえた、おいしい農産物を育んでいます。
りんご
お米
良質なお米を産出することでも有名で、JA出荷における特A一等米比率は90%以上です。飯縄山からの清らかな水と気候は、甘みと輝きの際だった格別なお米を育てます。平成27年10月には、宮中行事『新嘗祭(にいなめさい)』の献穀米を献上する農家も誕生しました。コシヒカリ、ミルキークイーン、風さやか、ゆめしなの、あきたこまちなどの品種が栽培されています。
もも
桃の花の名所としても知られている「丹霞郷」を中心に栽培されている飯綱町の桃。「丹霞郷」は、この地を訪れた日本画家の重鎮である岡田三郎助画伯が、「丹(あか)い霞がたなびくようだ」と、その景色を絶賛したことから「丹霞郷」という名がついたといわれています。驚くほどの重量感と独特の実のしまり、あふれる甘さが絶品の桃が栽培されています。標高差を活かした丘陵地で栽培されているため、8月初旬から9月中旬まで楽しむことができます。